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里山子ども探偵団レポート
03/03/22

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 3月にしては寒い一日、重装備で出発。今日は4歳から小学校4年生までの子どもたちが参加した。

道端の草花も、お日様に向かってのびてきて花を咲かせている。ヒメオドリコソウとホトケノザが群生している。足を止めて、虫眼鏡と単眼鏡で花の観察。虫の眼で見ると、複雑で精巧なのが良く分かる。観察路入り口では、カンゾウの若葉が伸びてきた。ほんのり甘い味がする。

よおく、見てみよう

田んぼはまだ水が張っていないので、何かいないかとずんずん入っていく。小さな穴を覗き込むと、わたあめの様な小さなクモの巣がキラキラと輝いていた。大きな穴を掘っていくと、やがて水たまりが出てきた。ドジョウやザリガニが冬ごもりしていそうだ。ハンノキには、ヨコズナサシガメがぎっしり。真っ赤なお腹はいかにも異国産という感じ。脱皮して全身が赤くなるのも見てみたい。

カエルの卵はかえったかなとわくわくしながら、ハンノキの池にむかう。ふくらんでコケがついた卵のかたまりが目に付く。ごみの様に浮いている黒いつぶつぶ。拾って単眼鏡でみると生きていた。トビムシらしい。探してみると小さな羽で水面をぴょんぴょん跳ねてる虫等いろいろと見つかる。水面を覗き込んでオタマジャクシを懸命に探す。ようやく、水底でじっとしている黒い固まりを発見。生誕間もないのか、元気が無いのか、殆ど動かずしっぽもちゃんと伸びていない。よく見ると、卵のかたまりの中にも、今にも生まれそうなオタマジャクシがちらほら見つかる。ハンダメの堤防から南斜面の休耕田の水溜りを覗くと、いました、元気に泳ぐオタマジャクシが。こっちの方が暖かいのでしょうか。「皆カエルになるといいね」と言ってお別れです。来月には大きくなったオタマジャクシに出会えるといいね。

何かいないかな? オタマジャクシはどこ? トビムシ

大池堤防では数匹のツバメのお出迎え。春を実感する。カモも随分減ってきた。フィールドスコープでカモの観察。池に張り出した木の上もに数匹のマガモが立っていた。いつもは水の中のカモの足は赤かった。
 子どもたちは、堤防に並べられた桐の大きな切り株に、乗ったり降りたり、入ったり、中には、一番大きな切り株に登ってしがみ付いてじっとしている子もいる、気持ちいいんだろうね。この切り株は、立ち枯れていた桐を“里山さわやか隊”が切り出して堤防まで運んできたものだ。中はすっかり空洞になっていて、スズメバチの巣の跡もあった。そこにすわると丁度なにかのよう。そう、子供たちは「便所、便所」といってはしゃいでふんばっていた。何でも遊び道具にしてしまう子どもは、やっぱり遊びの天才!

何して遊ぼうか ツバメが来たねぇ これは、おもしろいね!

ゲンコ遊び

 子ども探偵団の恒例の遊びになってきたゲンコ遊びにゲンベイ山へ向かう。大人も子どもも一緒に夢中で遊ぶ。初めての子もだんだん慣れてきてうまく刺さるようになってくる。このゲンコに使う木(枝分かれしてもち手の付いた、直径数センチの木の棒の先端をなたでとがらせたもの)は、地元の佐野富雄さんが作ってくれたものだ。昔の子どものように、強そうな枝を探すところから始まり加工まで自分で出来るともっと楽しいだろうなと思う。初対面の子供達の間で勝負が始まる。かれこれ30分、「もっとやりたーい」と、後ろ髪を引かれながら先へ進んだ。

お〜い、こっちだよー。  日も緩み、ゲンコ遊びで体はすっかりあったまり、子どもたちはコートを脱いで笹のトンネルに来た。今回は大人も一緒に笹薮の中へ潜り込む。「おーいこっちだよー」と声をかけながらどんどん先へ進んでいく。足元には、山芋掘りの大きな穴、子どもはすっぽり入りそう。笹まみれになって笑顔で戻ってくる。


 もうすぐお昼、今日の帰り道は、山道だ。小鳥のさえずりを聞きながら、細い道を進んでいく。いつの間にか花火工場跡まで来てしまった。途中で道を曲がり損ねたらしい。でも、ただでは転ばぬ、少し足を伸ばして、梅林へ向かった。山の中から、日の光を浴びた満開の梅の大木が数本。思わず皆で記念撮影。予定を少し過ぎて、大池堤防へ到着。お気に入りの桐の切り株で遊びながら解散。

 春をたくさん見つけて、大人も子どもも楽しみました。

 

満開の梅の前で、ポーズ!


写真協力:KMさん、WYさん、
報告: Yさん